三つ子の魂百まで
左はクロ1歳、右はクロ10歳。寝相がほぼ変わらない。
クロは小さい頃からビビりさん。チキンちゃん。それも変わらない。ピンポンなると、猛ダッシュで雲隠れ。
でも時々、5歳上のトラの首根っこに噛みついてマウントを取ろうとしている。
クロを保護センターから迎え入れた理由は、当時5歳だったトラのため。トラは刺激がない生活のせいか毎日毎日寝てばかりで、このままではボケてしまうのではと危機感を覚えた。仲間がいれば刺激になるかなと思った。
保護センターには月齢の若い仔猫がたくさんいて、だいたい兄弟姉妹で2、3匹一緒のケージに入っていたけどクロは一人で入っていた。入り口には仔猫の写真が貼ってあり、クロはあんまり可愛らしくない写真だった。写真に「オス」と書いてあり「オ」は修正されていたから、もっと小さな頃はメスと思われていたらしい。
トラもオスで、オス同士は反発しあって仲良くなれないかもとちょっと迷ったけど、保護センターの人がこの子は大人しい猫ですよと教えてくれたので、引き取ることにした。先代と同じハチワレだったし。
結果、クロが家に来てトラは喘息みたいに呼吸がおかしくなった。ストレスがかかってしまったらしく病院で薬をもらって症状は治ったけれども、クロと仲良くはならなかった。ケンカするわけじゃないからいいんだけど、クロはトラに構ってほしいらしく、でもトラからはほぼ無視されているので哀愁が漂う・・・
トラを保護してくれた人によると、トラは1匹狼みたいなところがあって他の保護猫たちとべたべたすることがなかったそうなので、まあ仕方ないね。どんまいクロ!
でもこんな距離感のときもあるよ。大丈夫、嫌われていないからね。あれ、でもちょっとイカ耳かなあ
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